編集後記

 ぎっくり腰になってしまった。仕事中のことである。荷物を持ったまま腰をひねるようにして下ろそうとしたのがいけなかった。激痛が走った。
この二年間で三度目のぎっくり腰。妙なお友だちが出来たものだ。今リハビリとして理学療法を受けている。理学療法士の若いお兄さんからは、体が極端に固いですねと言われてしまった。そしてちょっと笑われた。腹筋が弱いので腰の方に負担がかかってしまい筋肉のバランスが非常に悪くなっているとのこと。腰の左右でもかなりの差があるようだ。まずは腹筋を鍛えなければ。仰向けに寝転がり膝を立てる。そしてへそをのぞきこむようにして少しだけ体を起こす。いや、背中を丸めるといった方がいいかもしれない。かつてのクラブ活動のトレーニングのように反動をつけて思い切り体を起こすのではない。なんだ簡単じゃないかと思ったが、腰を使わずに腹筋だけでというのがけっこう難しく、ついつい余計なところに力が入ってしまうのだ。とにかくまあ気長にやっていくしかないだろう。筋肉質な体も素敵かもしれないが、軟弱な体もそれはそれで可愛いものだと思う。
せる八十七号。今回の三作は筋肉質か軟弱か。そのどちらであっても楽しめるのが小説の魅力でもある。
                       (W)

 


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